第5回 技術革新部会

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令和2年2月12日(水)、JISA会議室において、技術革新部会(部会長:端山 毅(株)NTTデータ 技術革新統括本部 企画部 テクノロジー・ストラテジスト)が開催された。参加者は10名。

本部会は、CAMBRIC ※1 の7要素の現状、可能性、課題に加えて、それらの相互関係や連携を検討して、新たな価値創出の可能性を明らかにする。併せて、これらの切り口から情報サービス産業の現状を理解し、将来に向けた技術戦略に関する提言を検討することとしている。今回は、AIとクラウドについて各社の事例を共有し議論を深めた。

【主な意見】

SIerにおいては、クラウドビジネスが進むと収益が減るといった悪循環があるのではないか。一方、クラウドネイティブアーキテクチャにおける、いわゆるIaaSと呼ばれる分野はすでに競争領域では無くなってきているとも考えられる。

クラウドシステム構築についてマネジメントができる人材が不足している。さらに、技術の進展が早くキャッチアップし続けることも大変な状況。クラウドに対応できる人材の不足感が強い。

次回は、CAMBRICをテーマにJISAで活動すべきことを確認し、次年度の活動につなげていく。

※1CAMBRIC:「C」はクラウドコンピューティング、「A」はAI、「M」はモビリティ、「B」はビッグデータ、「R」はロボティクス、「I」はIoT、「C」はサイバーセキュリティ

(大原)

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