令和元年8月7日(水)、JISA会議室において、第1回企画連携委員会(委員長:長坂正彦(株)ワイ・シー・シー代表取締役社長)が開催された。参加者は23名。この委員会は、業界のDXの推進、行政との連携、地域連携の推進、他団体との連携を4本の柱として活動し、業界基盤の強化、産業構造転換に向けた環境の整備に取り組むことを目的としている。
はじめに、長坂委員長より「当委員会は守備範囲が広く欲張ってしまったが、業界発展のためには非常に重要な基盤部分について議論できる貴重な場である。様々な立場の委員が全国から集まっているので、クリエイティブに、そして活発に議論していきたい。」と挨拶があった。続いて、各メンバーから自己紹介が行われた。なお、遠方の委員はWEB会議システムを通じて本会合に参加した。
次に、本委員会の企画書(案)及び体制について共有し、目指すゴールや活動内容について承認を得た。委員会傘下の活動は、白書編纂タスクフォース、取引構造検討チーム、地域連携推進部会である。
続いて、DXビジネスへの取組について、以下の4社から事例紹介があった。
- 株式会社セゾン情報システムズ
「先端技術への取り組みが引き寄せたDXとの出会い」
- 株式会社STANDARD
「デジタルビジネスの立ち上げとProject Based Learning」
- 伊藤忠テクノソリューションズ株式会社
「DXへの取り組み状況」
- 株式会社 構造計画研究所
「DXビジネスへの取組~Design Engineeringの見地から」
質疑応答では、WEB会議システム参加の委員からも感想を聞く場面もあった。
その後、(株)NTTデータ経営研究所より白書編纂タスクフォース企画書の説明、事務局より厚生労働省委託調査・ヒアリング協力のお願い、地域連携推進部会の活動計画(案)について説明があり、最後に今後の日程について確認し閉会した。
(増田)