第1回 人材革新委員会

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令和元年8月2日10時から12時まで、第1回人材革新委員会(委員長:福永哲弥 SCSK(株)取締役専務執行役員)が、JISA会議室にて22名の出席により開催された。

本委員会は、DX実践のための基盤たる三位一体の革新(人材、技術、経営)に向けて、「こうしましょう」と言える技術者、プロの技術者としての誇りとたゆまぬ技術向上心を持つデジタルエンジニアを育成することを目的に設置されたものである。

今回は、最初に事務局よりこれまでの働き方改革関連の取り組みの振り返りとして、平成30年度「働き方改革委員会」の活動を中心に説明が行われた。

次に、福永委員長より「人材革新の方向感(案)」が提示され、技術者のマインドシフト、技術者のマインド強化、トップガン人材の育成に取り組むとともに、ダイバーシティの推進やワクワクする働き方の追求により、高度生産性の実現ひいては社会的価値の創造を目指すとの説明があった。また、今年度委員会参加メンバーが自己紹介をするとともに人材に関する課題感の共有が行われた。

続いて、独立行政法人情報処理推進機構(IPA)が2019年4月に公開した「デジタル・トランスフォーメーション推進人材の機能と役割のあり方に関する調査」について、調査実施機関であるみずほ情報総研株式会社より概要の紹介が行われた。

今後の提案事項として、福永委員長および事務局より下記の提案があった。

  • 人材革新に向けた機会の提供(アイデアソン等)について
  • 第2回委員会として「人材革新トップミーティング(仮称)」について
  • 全5回の委員会で議論を尽くしきれない場合の分科会の設置について

最後に、昨年度「ITエンジニアのワクワクする働き方に関する調査」の実施にご協力いただいた同志社大学の中田教授よりご挨拶があった。

次回は人材像のあり方、気付きの機会の具体化のための議論の場(アイデアソン等)について議論していく。

(田畑・會木)

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