第7回 情報技術マップ部会

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 平成30年5月10日、第7回 先進技術委員会 情報技術マップ部会 (部会長:山口 陽平、みずほ情報総研(株))が、JISA会議室において開催された。出席者は委員7名とオブザーバ2名の計9名。今回は調査報告書の最終読み合わせを行った。2017年度の調査結果の中から一部紹介する。

【先進的な開発言語に対する調査】
 2015年度から3カ年分の経年変化を下の表に記す。「先進的な開発言語」にある技術の利用者は年々増えている。
 「Scala」の利用者が増えたことに加え、2017年度に追加した「Kotlin」にも利用実績がある。いずれも、JavaVM上で動作し、既存のJavaライブラリを利用することが可能であり、相互互換にある。「Kotlin」はAndroidアプリケーション開発から利用が進み、2017年にGoogleがAndroidアプリケーション開発で「Kotlin」をサポートすることを発表した。また、「Scala」の利用者は「モバイルアプリ開発フレームワーク」を利用実績ありとする回答者が多く、「Scala」を利用したAndroidアプリケーション開発が行われていると考えられる。
 「Groovy」の利用者が増えた。「Groovy」は、DevOpsツールとされるGradleやJenkinsのビルド・デプロイ処理記述言語として使用されている。
 「CoffeeScript」の利用者が増えた。「CoffeeScript」は「Webアプリケーションフレームワーク」に分類されるRuby on Railsでのフロントエンド開発や、GitHub製のチャットボット開発フレームワークHubotでの開発言語となっている。

 続々と登場するITに関連する新しい技術や概念に対して取り組みがあり、それぞれの状況に応じた開発言語が利用されている様子が窺える。

先進的な開発言語の利用実績


(2017年度、選択肢に「Kotlin」を追加し、「Python」と「Unity」を外した。)

 詳細は6月発刊の「平成29年度 情報サービス産業における情報技術マップに関する調査報告」を確認してほしい。なお、6月上旬にJISA会員企業へ同報告書を郵送する。

(上遠野)

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