第3回 変革リーダー養成部会

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 平成30年3月6日、JISA会議室において、『第3回 変革リーダー養成部会~10年後のエンジニアの働き方~』が開催された。出席者は14名。講師は2名。リモートワークの先駆者である倉貫部会長とリモートワーク研究所の岩崎 奈緒己氏。変革リーダー養成部会では、20代後半から30代前半の各社の中核となる人材を対象に、常識にとらわれない自由な発想ができる人材の創出を目指している。

 講演では、未来の働き方ということで「リモートワーク」について説明があった。継続的な関係で組織やチームに所属しながら、物理的に離れた場所で働くことが「リモートワーク」であるとのこと。「リモートワーク」を定着させるために、オフィスでの就業とリモートでの就業の差をなくすことが重要であり、その為に必要なインフラを整備しているとのこと。必要なインフラとは、ペーパレス化やテレビ会議、掲示板、チャットツール、クラウドでのファイル管理とあった。また、「リモートワーク」に失敗する多くは、リモート勤務向けのルールを作ることであるとのこと。リモート勤務を特別視することで、オフィス勤務とのギャップを埋めるための作業が増え、「リモートワーク」が定着しないと問題提起があった。

 講演後、「リモートワーク」を中心に、それぞれの10年後の働き方を発想しながら、そのために今何をすべきか議論した。

 次回は5月~6月に開催する予定である。なお、今後は以下テーマについて順次議論することとしている。

第4回 自己組織化されたチームのつくり方
第5回 既存組織における新規事業の立ち上げ方

(大原)

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