第2回 デジタルビジネス人材委員会

 平成29年2月16日、第2回 デジタルビジネス人材委員会(委員長:山田 英司 日本電子計算(株) 代表取締役社長)がJISA会議室において、委員12名の参加を得て行われた。当日は、「デジタルビジネス人材のためのビジネスアナリシス研修」の実施報告と意見交換が行われ、その後JISAデジタルビジネス人材育成研修コースの検討状況について紹介があった。

 「デジタルビジネス人材のためのビジネスアナリシス研修」は、IIBA日本支部研究担当理事の大塚有希子氏を講師に、ビジネスをデザインする思考スキル習得と、導き出されたデザインをシステム化するスキルの習得を目的に開講している。基礎コース(12月19日)実践コース(1月26日、27日)で実施され、総勢34名の受講があった。受講者からは、「事例や経験を交えた研修でとても参考になった」「ビジネス創造からシステム化までの流れを学習することができた」といった意見があり、29年度も研修を継続することとなった。

 JISAデジタルビジネス人材育成研修コースの検討状況は、昨年11月に世耕経済産業大臣宛に提出した「第 4 次産業革命を担う IT 人材育成に関する要望」を契機に検討が開始されている。具体的には、ICTカレッジにおいて100時間程度のデジタルビジネス人材育成研修コースを新設、提供する計画であり、情報処理推進機構等と連携しながら、厚生労働省の専門実践教育訓練給付金の対象コースとして平成29年度秋頃に認定を受け、平成30年4月を目処に開講する予定である。

(大原)

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