第6回 技術強化委員会 情報技術マップWG

 平成28年3月10日、第6回 技術強化委員会 情報技術マップWG (座長:山口 陽平、みずほ情報総研(株))が、JISA会議室において、委員8名とオブザーバ1名の計9名の出席により開催された。今回は、「ホスト・サーバ・ストレージ」「OS・サーバソフト」「システム連携とミドルウェア」「クラウドコンピューティング」「コンテンツ・ナレッジ管理およびコラボレーション技術」「ネットワーク関連技術」に関する要素技術の普及度・成熟度の推移について、ライフサイクルマップ分析結果から検討した。

 特徴的な動きをした技術
【シン・プロビジョニング】
 SI実績指数を伸ばして普及期から安定期に入った。これは、同技術がサーバやストレージの仮想化における重要な要素技術であることが背景にあると考える。

【サーバ仮想化】
 サーバ仮想化技術について利用実績があるとした回答者に対して、直近で利用実績のある仮想化環境をヒアリングした結果、『VMware』が6割、『Hyper-V』が3割弱という結果となった。

【クラウドデータ連携技術】
 クラウドデータ連携技術は停滞する結果となった。既存システムの移行や、クラウド間での連携、プロセス連携などの構築実績が伸びなかった点などが考えられる。

 引き続き、他要素技術について分析をし、5月末に報告書に取りまとめ発刊する予定。

(大原)

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