第1回 大学非常勤講師ネットワーク

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 平成26年2月14日、今期よりコミュニティとして設置された大学非常勤講師ネットワークの第1回会合がJISA会議室で開催された。出席者は事務局を含み9名。 

 本コミュニティは、前年度の人材部会企画WG(座長:小野田祐子 TIS(株)執行役員)が立ち上げ、今年度新たに参加者を募り、情報交流により授業内容の充実を図るとともに、当産業の認知度向上を目指している。参加者はJISA会員企業における大学非常勤講師で現在10名。 

 今回は、参加者の中から島田JISA副会長が「問題意識と期待すること~わが産業発展のために~」と題する講演を行い、その後参加者の自己紹介と問題意識を発表し、全体での意見交換を行った。 

 島田副会長の講演では、システム構築の体制とそれを担う人々、プロジェクト実行で大切なこと、仕事のやりがい等をまとめた「システムインテグレータの仕事」、テクノロジーとビジネス、イノベーションの関係について考察する「経営の視点からみたテクノロジーのビジネス化とは」、学生へのアンケートをもとにした「システムインテグレータの魅力を探る」をもとに、特に学生が見るSI業界の姿と我々が見る学生の姿にずれがあることを問題提起した。そのため、本コミュニティでは、学生の率直な意見に向き合うことで当業界の本質的問題を認識・共有し、当業界における人材育成・イノベーション人材の活用等に有益な方向性を見出すとともに、周知活動により学生に当業界の魅力を伝えることで、我が業界に一流人材が流入することを目指してはどうかと提案があった。 

 その後の意見交換においても、学生との接点を持っている立場から正しい情報、知識、思いを伝えていくために相互に情報共有していこうとの意見が出された。 

 次回もこのような参加者からの講演をもとに意見交換を行うこととなった。 

(手計)

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