第6回 広報・人材委員会 人材部会

 平成25年2月13日、JISA会議室にて標記部会(部会長:池田隆雄・新日鉄住金ソリューションズ(株)取締役人事部長)が開催された。参加者は計14名。委員のほか、オブザーバとして経済産業省情報処理振興課、情報処理推進機構(IPA)からそれぞれ人材担当者が参加した。

 当部会は、市場や経済のグローバル化が進むなかで、ITにより新たなビジネスを創出し、顧客や自らの改革を実行できる創造的改革を推進する人材の発掘・確保とそれらを実現するための環境整備について検討を行っている。

 前回及び前々回の2回に亘って行われた評価プロセスモデルの策定に向けた事例研究のまとめを行うに際して、始めに池田部会長は、6社の事例を振り返り、次のように述べた。

 「各社とも創造的改革というものがビジネスの延長線上にイメージできていない状況のなかで、いきなり創造的改革人材を発掘するプロセスについてのまとめを行うことは困難である。まず創造的改革人材が活躍できる環境を想定することが前提にあると思うので、今日はそのための話し合いを行いたい」。

 各自が意見を持ち寄り、時間いっぱいまで議論は絶えなかった。しかしながら、当部会が目指す創造的改革に対し、委員各社が現業とのギャップに悩むなかで、意見は最後までまとまることはなく、次回における継続審議となった。

 次回は3月後半~4月初旬に開催し、平成25年度の事業計画案に示される「市場創造チャレンジ委員会」との関連のなかで、創造的改革人材が活躍できる環境について再び審議する予定である。

(薦田)

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