第1回 国際委員会 日中部会WG

 平成25年1月21日(月)日東紡ビル4F会議室で、12名が参加して、日中部会ワーキンググループ会議が開催された。

 会議では、資料に基づき、過去の事例発表内容についてあらためてエッセンスを確認した。その中から現地ビジネスにおいて注意・注目すべき事項について討議し、レポートの構成ととりまとめの方法について認識を共有した。議論した内容は次の通り。

日中間のリスク(政治と経済は切り離して考えられない状況になったこと)の確認と、そのリスクを意識しながらも相互協力の枠組みを維持していくべきであること

ビジネス関係においては中国サイドは冷静に情勢の推移を見守るようになっており、政治情勢が好転すれば、直ちに日中関係を維持していくための企画を実施できるよう準備をはじめようとしていること

10年前には成立しなかったビジネスが今は成り立つようになってきていること

オフショアビジネス(特に沿海部)は、最も円高だった時に比較して20%ほどコスト高になっており、コストメリットは消失しつつあること。

日本側で売りたいものと中国現地が売りたいものについてギャップがあること

現地ビジネスには日本の1/5の値段で10倍売る程度の目算が必要であること

現地は購入できる予算の中では、最も高価なものを購入するようになっていること

受託開発で育った要員と、現地ビジネスに必要な人材(顧客に提案しまとめることができる人材)には相当なギャップがあること

優秀な人材を外部から獲得しようとすると既存の人材との処遇ギャップが生まれることになり、早急に対応策を検討する必要があること

 日中部会では、昨年度オフショアITアウトソーシングについてレポートをとりまとめたので、今年度は日中部会での発表事例をもとに中国でのローカルビジネス展開について、今年度活動の成果としてとりまとめを行う予定。

(国際部)

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