平成25年1月24日、JISA会議室で、国際委員会(委員長:五十嵐 隆・富士通FIP(株)相談役)全体会が開催された。出席者は18名。
五十嵐委員長の開会挨拶の後、事務局より各部会活動の状況と活動成果のとりまとめ予定等について報告した。
・ グローバルビジネス部会では、グローバル化支援サイトの更新を継続するとともに、よりよい情報共有を目指して、部会メンバー対象にアンケート調査を実施する予定であること
*グローバル化支援サイト はこちら → https://www.jisa.or.jp/goglobal
・日中部会では、WGを設置し、部会で紹介されて事例をもとに現地展開でのビジネス展開において注意すべき事項を簡単なレポートとしてまとめるためにワーキンググループで活動中。
・国際公共政策部会では、インターネット・ガバナンスやプライバシー・データの越境流通と保護のあり方についてフォローアップしている。
続いて、事務局より来年度事業計画の骨子と委員会・部会構成案について考え方を説明し、議論を行った。次のような意見が出された。
・従来のグローバルビジネス部会のうち、海外での事業展開に関する活動は市場創出チャレンジ活動の中で行うべき。
・グローバルビジネス部会の活動は、これから海外展開を本格化させる人向けに情報共有と啓発に重きを置く部分と、すでに実績があるグループとを分けることによって、これまでと同じ事を繰り返さないよう、セグメント化してのぞむべき
・海外展開については、新興国だけではなく北米等先進国を対象とするのがビジネス上現実的ではないか。
・新興国とのビジネスについては、相手方に政府がからむことが多いので、日本側も政府の支援をえることが重要。
・海外プロジェクトを進めるについては、現地のベストプラクティスをよく分析・評価すべき。モバイルや通信などがキーワードになっており、今の日本式SIは入り込める余地は少ない。
各委員より出された意見を参考に、委員会・部会の構成を検討していくこととした。
(JISA国際部)