第1回 技術委員会 標準化部会 VSE標準普及WG

 標準化部会・VSE標準普及WG(座長:伏見諭、東海大学)が9月26日、協会会議室で開催された。出席者は事務局含めて11名。

 はじめに、当WG設置の趣旨、委員構成等について伏見座長が述べられ、ついで各委員から自己紹介が行われた。当WGの目的は、ISO/IEC TR 29110 Part5 (Software Engineering - Lifecycle Process for Very Small Entities(VSEs) management and Engineering Guide-basic VSE Profile の分かりやすい解説書を作成することである。VSE標準は、比較的小さなソフトウェアを開発する小規模な組織(Very Small Entities)に、組織の規模や適用分野にふさわしい、適切な開発指針を提供することを意図して作成されたものである。

 はじめに、ISOにおけるTR 29110の審議の現状を情報共有し、成果物のイメージとして、慶応大学SDM研究所VSEセンターが作成した『VSE標準の手引き』等が塩谷委員(SAKI Consulting)から紹介された。

 その後、成果物のイメージについて意見のすりあわせを行った。そもそもVSEとは何かを解説すること、Part5の解説として分かりやすいものにすること、使用例を挙げ解説することなどでコンセンサスが得られた。また、完成時期を平成25年3月ないしは5月とすることになった。今後月1回の定例会を開催することも決まった。

 想定読者については、大企業であっても小さなプロジェクトは多数あり、中小企業に限定する必要は無いとの意見があった。

 また、課題として、Correction Registerなどの専門用語については、適切な言葉にする必要があることや、TR 29110 Part5を詳細に調べるとどこから生じたアクティビティなのか、どこにつながるワークプロダクトなのか不明なプロセスが存在すること、記述の粒度が必ずしも一様でないことなどの指摘があった。

 次回は10月23日(火)、成果物の構成と分担について検討する予定。

(尾股)

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