平成24年12月12日、第2回企画部会ワークスタイル変革とIT WG(座長:萩原高行、(株)シーエーシー取締役兼執行役員ソーシャルICT本部長)がJISA会議室において8名の出席により開催された。当日は、次の5点を議題として開催した。
1.ワークスタイル変革とITの実装イメージ案
2.IT基盤整理フレームワークの検討
3.働き方のユースケースから起こした課題と対応策
4.課題と対応策の成熟度モデルへのマッピング方法に関する議論
5.ワークスタイル成熟度調査票について
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1.ワークスタイル変革とITの実装イメージ案
ワークスタイル変革とIT の実装イメージをWGで共有するために、委員会社のオフィスの紹介が行われた。同社では本社移転を機に次世代ワークスタイル革新を掲げたオフィス環境を整備している。
2.IT基盤整理フレームワークの提案
ワークスタイル変革のガイドラインの策定にはIT基盤の想定が必要との認識から、前回編成したチームメンバーにより「ITの観点からのITアーキテクチャリファレンスの立案」結果に基づくWGへの提案が行われた。
IT基盤の考え方で共有すべき視点としては次が考えられる。
・国内限定とするか、グローバルレベルとするか。
・多様な選択肢があるなかでモデルケースを提示する。提示に留め、推奨はしない。
・取捨選択可能なものとする
・実証実験ではインフラを提供する。
3.働き方のユースケースから起こした課題と対応策
前回編成したチームメンバーにより、現状のワークスタイルのケースの取りまとめ結果が紹介された後、意見交換を実施した。
4.課題と対応策の成熟度モデルへのマッピング方法に関する議論
5.ワークスタイル成熟度調査票について
事務局からは、ワークスタイル成熟度調査実施の目的と実施要領案を説明した後、会合時間の制約から上記2つの議題をまとめて検討した。
この結果、委員からは現行案の成熟度モデルありきで進めることに疑問を呈する意見が出されたほか、活動のゴールが不明確との懸念も示された。
次回は、今回の意見をふまえて現行の活動企画を見直し、活動の進め方と年度末のゴールの整理案を検討する予定。
(田中)