平成23年12月12日(月)午後3時半よりJISA会議室において、平成23年度第3回グローバルビジネス部会が開催され、西島昭佳部会長((株)NTTデータ)をはじめ計30名が参加した。
まず各ワーキンググループからの進捗状況の報告後、1月17日に予定しているグローバル人材育成セミナーと2月中旬に企画しているインド・ビジネススタディミッションについて事務局より紹介を行った他、11月末にインドネシアで行われたASOCIO ICT Summit 2011とインドネシアの概況についても同じく事務局より報告を行った。
次に、ゲストとして、パトニ・コンピュータシステムズ・ジャパンの白石社長より、日印のITビジネスの違いや同社の日本での戦略について話を聞いた。
日印のITビジネスの違いについては、日本人は要求が細かく、リスクを考えすぎるため、スピードがなく、新しいものをすぐには取り入れない。一方、インドの企業では、Business Development Managerの決裁権限が大きく、迅速で効率的な営業ができる。インドを含む外国の企業では人の移動が多いので、ノウハウなどは必ずドキュメントに残す、日本のユーザーのIT投資はコストとしか見ていないので不景気になると減少するが、欧米ではふけいきでもIT投資は減らない、などの説明があった。
また日印のITビジネスについてのアドバイスとしては、インドの良いところをもっと吸収し、インド企業をイコールパートナーとして見ること、少しぐらい失敗しても何度もトライすること、等が挙げられた。
部会後は忘年会が行われ、今年の部会活動の反省や来年の方針などについても意見交換が行われた。
(河内)