第2回 技術委員会

平成23715日、第2回技術委員会(委員長:國井秀子、リコーITソリューションズ()、取締役会長執行役員)が開催された。出席者15名。新体制になって初めての会合である。

当日は、委員自己紹介のあと、平成23年度の傘下部会およびWGの活動について検討した。委員体制は事業計画にあるとおり、4つの部会と部会傘下に6つのWGを設置することが了承された。また、構造改革や国際競争力を高めていくために、業界の課題を議論する、アドホックな会合を適宜別に設けることとした。部会およびWGは下記の通りである。

各部会、WGの活動は、22年度技術委員会が策定した、中期活動計画にある継続的テーマが中心である。

具体的には、SE部会は基本技術力の強化に繋がる活動であり、知識集約、サービス提供、パートナー型ビジネスを支援する調査活動である。上流工程をテーマとした「要求工学知識体系(REBOK:アールイーボック)」の整備および普及活動、プロセス改善をテーマとしたSPESシンポジウムの企画、運営を行う。

標準化部会もSE部会同様、基本技術力の強化に繋がる活動であり、国際競争力を推進する調査活動である。国際デジュール団体へのリエゾン派遣と情報収集は従来通り取り組み、そのほかにSIビジネスに資する調査として、コミュニケーションに焦点を当てたプロジェクトを成功に導くための健全性評価指標の検討、またISO/IEC29110の翻訳JIS化作業に取り組む。

技術調査部会では、業界団体として技術統計の整備を行うとともに、本調査により、業界の技術課題を抽出し、業界の方向性を検討する一助とする活動を行う。

信頼性部会では、信頼性メトリクスの普及活動、IPAが取り組むITCシステム緊急事態対応計画指針への支援に取り組む予定だが、当初の活動内容と若干の差異があるため、再度活動内容を見直す。

次回開催は10月を予定している。

(鈴木)

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