依頼・募集

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2022.04.18募集・依頼

長崎の地域課題解決に向けた新規事業共創プロジェクト参加企業募集のご案内
【JISA正会員企業(法人会員)限定】

 DXの急速な進展により、 これまでユーザ(企業、行政機関等)をITで支えてきた情報サービス産業も変革を迫られています。特にSDGsやESGへの取組みが経営や企業価値の判断軸として捉えられるようになってきている今、我々情報サービス産業が力を結集してデジタルの力で社会課題の解決に貢献することは業界の使命だと言えます。

 このような認識のもと、(一社)情報サービス産業協会(JISA)企画・広報委員会は、個社を超えて複数の企業がアイデアや知恵を提供しながら、社会課題解決を目指す「JISA版はやぶさプロジェクト※」の企画に取り組んでまいりました。このたび、その一つとして、長崎の地方自治体(長崎市、雲仙市)の地域課題解決に資する新規事業プランを、JISA会員企業がビジネス創出プログラム「デジマ式plus※」により創造し、事業化を目指すプロジェクトを立ち上げることとなりました(詳細なプログラムは下記のとおり)。長崎ではこれまで地域の社会課題解決に向けた取り組みを精力的に行ってきており、「デジマ式plus」でも様々な取り組みを行ってきた経緯から、本プロジェクトを立ち上げることとなったものです。

 本プロジェクトは実際の「新規事業立ち上げ」を目指すものであり、単なる「研修」ではありません。また、自治体の予算による開発請負業者への「発注」でもありません。あくまでも参加企業が長崎でリアルな事業に取り組むことにより地域課題を解決し社会に貢献するという意欲と覚悟が求められます。もちろん、新規事業創造の体験を通じて地域課題解決の能力を獲得・向上する貴重な機会でもあります。是非、多数の会員企業のご参加をお待ちしています。

※「JISA版はやぶさプロジェクト」・・・JISAが実施する社会課題解決のための共創プロジェクト(技術・アイデアの連携)
※「デジマ式plus」・・・伊藤忠テクノソリューションズ(株)と(株)イー・エージェンシーが運営する地域課題解決のためのビジネス創出プログラム
https://dejima.space/news/2021/20210906.html

1.参加資格

 長崎の社会課題を解決する新規事業を共創し運営する意欲と覚悟のあるJISA正会員企業  ※各回とも同内容です。ご都合の良い日程にお申込ください

2.プログラム

(1)事前説明会(リアルとオンラインのハイブリッド)
 本プロジェクトの概要について説明します。1回目か2回目のいずれかにご参加ください。
①日時・場所
【1回目】日時:令和4年5月13日(金)16時~17時
【2回目】日時:令和4年6月8日(水)10時~11時
 ※リアルの会場はいずれもInnovation Space DEJIMA™
  (東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア 13F)
  https://dejima.space/
 ※オンラインでご参加の方には後日メールでURLをご案内します。
②内容
 a)参加者のご紹介(5分)
  JISA事務局
 b)プロジェクトの趣旨について(5分)
  JISA企画・広報委員会 委員長 尾本 昇
 c)「デジマ式plus」のご紹介と先行事例(15分)
  Innovation Space DEJIMA™
 d)「デジマ式plus」に参加して~長崎市担当者の所感(15分)
  長崎市
 e)質疑応答(20分)

(2)ワークショップ(リアル)
 長崎市、雲仙市が解決を求める地域課題をテーマとして提示しますので、それを解決する新規事業プランを「デジマ式plus」の方法論により創造していただきます。
 ①日時:令和4年7月1日(金)13時~18時
 ②場所:Innovation Space DEJIMA™
     東京都品川区東五反田2-10-2 東五反田スクエア 13F
     https://dejima.space/
 ③内容:自治体によるプレゼン、参加企業による課題解決案の検討、課題解決案の発表

(3)フォローアップ
 ワークショップで創造した新規事業プランをベースに、自治体と参加企業の共創プロジェクト化への意向を確認し、合意が取れたらアイデアの具現化についての打合せを開始します。フォローアップフェーズには、産官金が横断的連携をした長崎の新規事業創出支援チーム「NAIGAICREW」が参画します。

 (4)実証実験(PoC)の実施
 創造した新規事業プランについて実証実験(PoC)を実施します。実施期間は令和5年3月末を原則とします。おおよその流れは以下のとおりです。
  ①計画立案
  ②実証実験
  ③結果検証・再構築
  ④中間報告
  ⑤再実証実験
  ⑥最終報告

 (5)活動報告
 令和5年3月末までに報告書を作成しご提出いただきます。
 また、同年4~5月に開催する報告会にて報告をお願いいたします。

3.スケジュール

 5/13 事前説明会(第1回)
 6/8   事前説明会(第2回)
 7/1   ワークショップ
 8月   共創実施企業決定
 11月 中間報告
 3月   最終報告

4.参加条件

(1)ワークショップ参加者人数
 1社あたり3人
(2)費用負担
①参加者の人件費、旅費・交通費は参加企業の負担とします。
②PoC実施費用等については、原則として参加企業の負担はありません(新規事業プランの内容により費用負担の在り方について参加企業と協議させていただくことがあります)。なお、PoC実施にあたっては自社アセットの提供等に柔軟にご協力いただければ幸甚です。
(3)権利の帰属
①本プロジェクトにおいて開発されたプログラム等の知的財産権については原則として開発者に帰属するものとします。
②本プロジェクトにおいて、自治体や個人の協力の上で得られたデータ(ユーザアンケートデータや環境データなど)については、原則として主体となる取得者が都度取得目的とデータ共有範囲を定めるものとします。
(4)その他
①新規事業プランの創造~PoC実施は、参加企業単位で行います(複数の参加企業が共同で一つの事業プランを創造することはありません)。
②本事業は参加企業自らが行う「新規事業立ち上げ」を目指すものであり、単なる「研修」や自治体への「提案会」ではありません。長崎で事業を行うという意欲と覚悟を持ってご参加いただくようお願いいたします。
③本プロジェクトの活動状況や成果をDEJIMA、長崎側ステークホルダー、JISA等で紹介する場合があります。また、長崎や当協会の広報活動等にてご協力をお願いすることがあります。
④令和5年度以降も本事業プランが継続となる場合(PoCが令和4年度内に終了しない場合やさらなるPoCの実施が必要と判断される場合等)、当協会として担当組織のアサインや予算措置等について関係者と協議するものとします。
⑤PoCが成功裡に終了した場合、その後は参加企業の事業として「自走」していただくことを想定しています。

5.参加・協力団体

   
     


長崎市
雲仙市
NAIGAICREW
DEJIMA

6.長崎のご紹介

 長崎県は美しい自然と豊富な観光資源に恵まれており、中でも多くの離島に恵まれた土地です。県の総面積の45.5%は「島」で、海岸線の長さは北海道に次ぎ第二位を誇ります。

 しかし、同時に人口減少、県民の所得低迷、地域活力の低下といった様々な課題を抱えており、自治体関係者は強い危機感を持っています。そのため、自治体や地域企業は他県とのコラボレーションや事業共創による社会課題解決に強い意欲を持っており、現在に至るまでイノベーションを立ち上げるための地域基盤を精力的に作り上げてきました。
    例:NAIGAICREW  https://www.facebook.com/NAIGAICREW

 同様に、DEJIMAとも様々なプロジェクトに取り組んできた経緯から、今回のプロジェクトを企画する運びとなりました。

7.参加申込

まずは事前説明会参加について以下申込フォームからお申し込みください。
事前説明会参加申込




 ※事前説明会はJISA法人会員1社何名でもご参加可能です。
 ※現地参加については状況により人数制限をさせていただく場合があります。
 ※お申込受付後、事前説明会2日前までにアクセス情報等ご参加についてご案内します。
 ※ワークショップ参加申込については事前説明会後にご案内します。

 12.問い合わせ先

  一般社団法人 情報サービス産業協会 事業推進本部 田畑・溝尾・會木
  TEL:03-5289-7651(代表) E-mail:kikaku-koho2021-owner@jisa.or.jp
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