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社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に貢献する情報サービス企業のあり方

30-J007

社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に貢献する情報サービス企業のあり方

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PDFファイル 68ページ
刊行日 2019/05/30
著者 一般社団法人情報サービス産業協会 先進技術実践委員会
発行元 一般社団法人情報サービス産業協会
ISBN
説明

 JISA先進技術実践委員会では、技術政策の動向把握、AI/IoTの活用の状況と課題等について検討し、具体的な技術活用事例、技術導入や実証実験における課題と工夫、ユーザーとの関係変化、技術者の育成策等について議論を重ね、その結果を本報告書「社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に貢献する情報サービス企業のあり方」としてまとめました。

内容紹介

 デジタル技術が人間生活のあらゆる面に影響することを意味するデジタルトランスフォーメーション(Digital Transformation)という言葉が、スウェーデンのE. ストルターマン教授によりはじめて提唱されたのは2004年であり、それから15年の月日を経て、今やデジタル技術は生活、経済、社会のあらゆる面に浸透してきました。今世紀に入ってから幼少期を過ごした子供達はデジタル・ネイティブとも言われ、デジタル技術を当然のこととして使いこなす世代に成長してきています。これを支えてきたのは、デバイスやネットワーク技術の急速な発展と低価格化があったからであり、今日では、クラウド、IoT、AI、ブロックチェーンなど、先進技術の活用も注目されてきています。

  社会課題を解決し、経済・社会を持続的に発展させていくためには、先進技術を活用していくことが鍵であり、それが今や世界的な共通認識となっています。ドイツにおけるインダストリ4.0、中国における中国製造2025、我が国においてはソサエティ5.0といったように、各国ごとに優先度の高い政策アジェンダとして確立されています。経済産業省の「デジタルトランスフォーメーションに向けた研究会」では、将来の成長及び競争力強化のためにデジタル技術を活用した新たなビジネスモデルを創出し柔軟に世の中の変化に対応できるように、2025年までに様々な課題を克服すべきとの報告をまとめ、その後中小企業対策を含む多くの具体的政策が立案されています。

 さて、翻って現状はどうであるか、イノベーターが先進技術を新しい事業へ採用し始め、次にアーリーアダプターがそれを新たなビジネスモデルとして昇華し、かなり大きなインパクトを与えたというところまでは来ていると考えます。ただ、次のアーリーマジョリティーの形成という発展段階に達しているとは言い難い状況でしょう。デジタルトランスフォーメーションへの対応を検討しなければならないユーザーに対して、先進技術の活用方法をできるだけ迅速に伝え、ユーザーと共に新たな成長の方策を考え、新たなソリューションやシステムを構築し社会に役立てるということが我々情報サービス企業の使命となっているのではないでしょうか。

  情報サービス産業協会では、先進技術実践委員会を2年前に発足し、技術政策の動向把握、AI/IoTの活用の状況と課題等について検討し、具体的な技術活用事例、技術導入や実証実験における課題と工夫、ユーザーとの関係変化、技術者の育成策等について議論を重ね、その結果を本報告書「社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に貢献する情報サービス企業のあり方」としてまとめました。

  当協会は、テクノロジーに拠って立つ企業集団です。各社は自らのテクノロジーをどのように提供していくのか、本報告書を技術経営指針の参考として活用頂ければ幸いです。

(「はじめに」より)

目次

1.情報サービス産業をとりまく社会環境の変化 1
(1)社会変化の現状 1
(2)技術革新とデジタルトランスフォーメーション 2
(3)デジタルトランスフォーメーションの定義 3
(4)日本政府の施策 5
(5)大手プラットフォーマーの動向 6
まとめ 8

2.情報システムの変質 9
(1)システム化対象業務の変化 9
(2)開発形態の変質 11
(3)システムの構造/処理の変質 13
(4)利用者の変質 13
(5)SoEの拡大 14
(6)データの重要性増大 17
(7)情報セキュリティの重要性増大 18
【コラム1】 情報技術マップについて 19
【コラム2】 DX時代のビジネス事例研究 ~メルカリの新しさ~ 20
まとめ 23

3.情報システムのユーザー企業が迫られる変化 24
(1)デジタルトランスフォーメーションで迫られる変革 24
(2)事業環境変化の監視と対応 25
(3)顧客への提供価値の増大に向けて 26
(4)社会問題への対応 26
(5)積極的なパートナー戦略 28
(6)事業化に向けたPoC (Proof of Concept) 28
【コラム3】 半導体メモリの品質改善、生産性向上におけるAI活用 (提供:東芝デジタルソリューションズ) 29
【コラム4】 IoT・スマートシティプラットフォーム活用事例 (提供:NECソリューションイノベータ) 30
【コラム5】 畜産IoT / AIシステム (提供:NTTテクノクロス) 33
【コラム6】 放送関連業務における先進技術の取り組み事例 (提供:フジミック) 35
まとめ 38

4.情報サービス企業の使命と対応 39
(1)脅威と機会の注視 39
(2)問題解決への貢献 40
(3)不確実性への挑戦 42
(4)共創と連帯 43
(5)競争力強化に向けた社員教育 44
【コラム7】 先端技術エンジニアの育成事例 (情報提供:ジャパンシステム) 46
まとめ 49

5.情報サービス産業協会の今後の取り組み 50
(1)トレンド分析とその発信 50
(2)先進事例の共有 51
(3)交流機会の提供 52
(4)学びの場の提供 52
まとめ 54

6.参照文献 55
付録1 平成29~30年度先進技術実践委員会及び先進技術部会の活動記録 57

概要等公開資料

報告書「社会のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に貢献する情報サービス企業のあり方」(PDF)
※本報告書全文は上よりダウンロード・閲覧いただけます。

お問合せ先

担当者:JISA山本
Email:report@jisa.or.jp

備考

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