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平成30年度 情報サービス産業における情報技術マップに関する調査報告

30-J005

平成30年度 情報サービス産業における情報技術マップに関する調査報告

価格(税込・送料別) JISA会員:3,000円 JISA会員外:9,000円
JISA団体会員に加盟している企業は6,000円。該当する方は加盟している団体名(JISA団体会員名)を申込時に明記してください。
冊子A4判 150ページ
刊行日 2019/06/03
著者 一般社団法人情報サービス産業協会 先進技術実践委員会 情報技術マップ部会
発行元 一般社団法人情報サービス産業協会

★平成30年度版 報告書が完成しました!
 JISAでは、「情報技術マップ調査」を毎年実施しております。この度、平成30年度の調査結果を取り纏めた報告書が完成いたしました。本報告書の活用を通して、技術開発や人材育成、サービス提供の方法の戦略的な検討につながれば幸いです。

内容紹介

「情報技術マップ調査」とは
 JISA会員企業に所属する技術者に対して、その年における各技術の利用実績や今後の着手意向等をアンケート調査するとともに、調査結果から得られた技術の普及動向や成熟・発展段階などの外部環境を分析し、報告書として発行しています。
 調査手法や調査結果の分析においては、単なる情報システム関連技術の整理及び体系化に留まらず、情報サービス産業界としての現状と今後の方向性を明らかにすることを目的としています。そのため、外部専門家による技術トレンドや未来予測といった動向分析とは異なり、業界の実態や今後関する考察には現場の技術者の生の声が反映されております。自社と業界全体との技術保有状況や今後の取組への意向の違いを比較することで、これからの技術への取組の方向性を検討する際の資料としてご活用いただけることと思います。
30年度の調査結果(一部抜粋)
 SI実績指数上位10位に新しく登場したのは6位の「ジョブ管理」、9位の「サービスサポート管理」であり、その他の要素技術はいくつかランキングの入れ替わりはあるものの、ほぼ昨年度と同様の結果となっている。なお本年度調査で運用分野の要素技術を見直しており、「ジョブ管理」「サービスサポート管理」に関して世の中に大きな変動があったわけではないと考えられる。
 着手意向指数の上位は毎年入れ替わりが大きい傾向があるが、今年は新規の要素技術である「コンテナ技術」が9位となった他は7位「SIEM」と10位の「IPv6」が昨年度から順位を伸ばすのみで他は比較的に小規模な順位変動に留まった。2位の「デザイン思考」や3位の「テキスト・マイニング技術」、4位の「データマイニング」はデジタルビジネスのビジネスアイデア検討やAI利活用の場面で昨年度から続いて技術者からの関心が高い状況が続いている。

 ●表 : 2018年度のSI実績及び着手意向ランキング上位10位の技術 D. テキスト・マイニング技術

順位

要素技術名

SI実績
指数

2017年度
実績順位

順位

要素技術名

着手意向
指数

2017年度
着手意向順位

1

I. ウォーターフォール開発

0.867

1

1

D. クラウド型データウェアハウス

0.601

2

2

D. 商用RDBMS

0.827

3

2

I.デザイン思考

0.562

6

3

A. Windows系サーバOS

0.820

2

3

D.テキスト・マイニング技術

0.558

4

4

E. PC向けクライアントOS

0.702

4

4

D. データマイニング

0.554

1

5

G. Java

0.672

8

5

F.DRM

0.542

10

6

A.オープンソース系サーバOS

0.653

12

6

D. クラウド型RDBMS

0.535

5

7

J.ジョブ管理

0.632

 

7

F.SIEM

0.535

19

8

G. JavaScript

0.625

10

8

B.クラウドデータ連携技術

0.534

3

9

J.サービスサポート管理

0.625

50

9

B.コンテナ技術

0.532

 

10

H. 集中型構成管理ツール

0.618

5

10

A.IPv6

0.531

26


I. デザイン思考

目次

1. 調査研究の目的と概要
1.1 調査研究の目的
1.2 実施概要
2. 情報サービス産業におけるIT ディレクトリ
2.1 IT ディレクトリの更新と2018 年度版IT ディレクトリ構成
2.2 2018 年度版IT ディレクトリ構成
2.3 2018 年度版IT ディレクトリ定義
3. 2018 年度分析結果
3.1 分析の概要
3.2 全体動向
3.2.1 アンケートの回答状況
3.2.2 回答データの分布
3.2.3 SI 実績指数と着手意向指数の動向
3.3 SI 実績指数と着手意向指数
3.3.1 ライフサイクルマップの構図と読み方
3.3.2 ライフサイクルマップによる動向
3.3.3 各企業での活用方策に関する提言
3.4 認知度分析
3.4.1 全体的な分析結果
3.4.2 認知度と着手意向指数、SI 実績指数との関係
3.4.3 各企業での活用方策に関する提言
3.5 実績・着手意向に関する相関分析
3.5.1 相関分析方法
3.5.2 相関分析結果
3.5.3 相関分析の各企業での活用方策に関する提言
4. 先端技術に対する取組
4.1 自社ビジネスにおける重要技術
4.1.1 自社ビジネスにおける技術の重要度
4.1.2 先端技術の取り組みにおける重要なポイント
4.2 個別技術への取り組み状況
4.2.1 個別技術への取り組み
4.2.2 AI 関連技術の適用先
4.3 先端技術調査のまとめ
5. あとがき
付録1:IT ディレクトリの構成とSI 要素技術(2018 年度版)
付録2:調査対象データの指数一覧(2018 年度版)
付録3:調査対象となる要素技術の変遷(2018 年度版)

概要等公開資料
「平成30年度 情報サービス産業における情報技術マップに関する調査報告」報告書概要(PDF)

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担当者:JISA 大原
Email:mapinfo@jisa.or.jp

備考

JISA会員各位(窓口ご担当者)には2019年5月31日頃、1部郵送いたしました。

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