「メトリクス関連」に役立つガイドライン

ソフトウェア開発の生産性や品質に関して、半世紀前の「人月の神話」から現在まで、様々な議論が行われています。しかし一致している考え方は、「メトリクス」(見える化の尺度)を用いて、ソフトウェア開発の作業状況や品質を定量的に管理することが、最初の出発点で最も重要ということです。
本節では、ソフトウェア開発の生産性向上に役立つ、メトリクス関連の参考資料を紹介します。

現状・背景

機械などと異なり、ソフトウェアは言語の一種であり、言語の記述を定量化することは難しい課題である。こうした特性を持つ情報システムであるが、ビジネスのインフラ、社会のインフラとして、確固たる地位を占め、情報サービス産業が年間10数兆円の売上高を占める現在において、メトリクスを用いたソフトウェア自体の定量化、品質の定量化、開発作業の定量化を行うことは必須の課題となっている。

対象ガイドライン

書籍名 発行元 発行年月
「定量的管理基盤メトリクス分類表有効性調査」 経済産業省 ソフトウェアメトリクス高度化プロジェクト 平成22年3月発行
ITプロジェクトのベンチマーク供給者のためのガイドライン 経済産業省 ソフトウェアメトリクス高度化プロジェクト 平成23年3月発行
定量的管理基盤メトリクス分類表 独立行政法人情報処理推進機構(IPA) 2012年3月発行

(2016年5月)

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