ISO 14001(JIS Q 14001)環境マネジメントシステム-要求事項及び利用の手引

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要約

 企業などの組織体が、世界の関心事である健全な環境面でのパフォーマンスを達成し、実証するために、自己の活動の環境影響や、製品・サービスが環境に及ぼす影響を管理しようとしているが、それを効果的なものとするためには体系化されたマネジメントシステムの中で実施していく必要がある。この規格はそのための枠組みを提供する。
 この規格は2015年版で、マネジメントシステムの共通化を図った上位構造(HLS:High Level Structure)に従い、構造が再整理されている。それによって、業務プロセスへの統合、目的と計画の策定、パフォーマンスの継続的評価がより強調された。

特徴

  • 企業のみでなく、大学等の多様な組織体が取り組んでいる。
  • 品質マネジメントシステム規格のISO 9001の規定事項との両立性、解釈の整合性を確保している。
  • 通常は第3者認証が想定されているが、ISO 9000等と同様に、自己適合宣言という要求内容達成の表現方法もある。
  • 2015年の改定で、強固で明確なリーダーシップとコンプライアンス評価に基づく、環境パフォーマンスの向上・継続的改善が求められている。

規格閲覧先:JIS版 日本工業標準調査会:JISC
http://www.jisc.go.jp/
※「JIS検索」で「Q14001」を検索

公開元

http://www.webstore.jsa.or.jp/
(日本規格協会(JSA)の検索トップページから規格番号で検索して下さい。)

(2016年8月)

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