ITへの要求は全てビジネスプロセスから発生します。従来のIT化は基幹系業務のような定型的プロセスを対象としてきましたが、営業や商品開発のような非定型的な意思決定系のプロセスはIT化から全く取り残されてきました。また、顧客接点の強化をスマートデバイスで行う場合にも、まずビジネスプロセスとして顧客との会話を設計しないと、単なる思い付きのIT化になってしまいかねません。
当コースでは、定型/非定型を区別せずに、ビジネスプロセスの可視化、課題解決、IT要求開発(業務要件の定義)を担当できるいわば「超上流SE」を短期間で育成します。このため、単なる知識の教育ではなく、「ある結果を得るのに最も効率のよい技法・手法・プロセス」としてのプラクティスの訓練を中心に行います。
当コースによって、IT化の対象を意思決定系や顧客接点まで大きく拡張することになり、ITベンダーの新ビジネス領域を新規開拓できます。また、業務参照モデルを活用したファシリテーションによって、業務経験を問わず若年SEでもこれを担当することが可能です。
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