S3a 経験報告

講演テーマ

REBOK®(要求工学知識体系)に基づくトレーニングの実施

発表者

パナソニック株式会社
平石 輝彦 

概要

 2011年に発行されたREBOK®(要求工学知識体系)に基づき研修教材を開発し、自社内と社外(JISA様主催)の2回、研修を開催した。

 教材は、もともと新入社員向けに実践で使用できることを前提にケーススタディに基づき、ロールプレイング形式で実施されていたものを改訂して開発した。

 実際に、研修を実施した結果とアンケート結果を分析した結果、下記の2つの課題が明らかになった。(1)受講生は顧客のRFP(提案依頼書)を追認する傾向が強く、演習途中で出現する矛盾に手詰まり感を感じていた、(2)REBOK®のプラクティス(28個)と、演習との対応が理解しづらい。
           
 今後の課題として、(1)受講者が研修の早い段階で顧客の真の要求に気付きかせる。(2)演習を進める中でREBOK®の枠組み・構成を学ぶ。(3)1日研修の開発。の3項目の解決を目指す。

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