平成31年3月12日、JISA会議室で会員連携コミュニティ（大津崇代表幹事）の会議が開催された。参加者は14名。
まず、前回会合時の提案に基づき、メンバーの余剰リソースをシェアできるプラットフォームをつくれないかというアンケート調査を実施したところ、4社より開発状況のピーク時対策やサテライトオフィス需要などで、オフィスの貸し借りについて関心があるとの回答が得られたことを報告した。
次に、（株）東海ソフト開発・河野氏より、（株）シー・エス・イーとの間で、同社保有の厚木オフィスを3ヶ月ほど借用できたことが報告された。東海ソフト開発は、新入高校生向けのタブレット端末にアプリケーションをインストールする作業が発生しており、年明けから4月までの期間に限定して、作業スペースと端末保管スペースが必要となっていた。ビルの使用条件、環境条件、セキュリティ、通信環境、補償等の契約上、利用上の問題のほか、オフィス賃貸事業を行えるかどうか等の課題があったが、今回は貸し手であるシー・エス・イーの自社保有ビルだったこと、両者とも会員連携コミュニティのメンバー同士でもともと信頼関係が構築しやすかったこと等により、協力が成立した。
続いて、新規メンバーであるコンセプトデザインの事業紹介・自己紹介が行われた。同社は日本生麦の子会社で、オープン系、無線通信・組込系等の開発を中心としている。
また、サブコミュニティである Woman’s Working Life コミュニティの活動紹介も行われた。
最後に、代表幹事が（株）網屋・伊藤整一代表取締役社長が交代することになり、今後の活動等について意見交換が行われた。その後幹事だった田中樹里子氏（エプソンアヴァシス）、岡本尚也氏（富士通エフアイピー）の送別会をかねた懇親会が行われ、閉会となった。
（山本）