公共政策部会(部会長:古冨良仁、NTTデータ)が7月18日、JISA会議室において開催された。参加者は委員8名。
本部会は平成24年度まで企画委員会企画部会のもとで政府調達WGとして活動してきたもので、平成25年度事業計画において政策委員会のもとで部会として活動を継続することになったものである。
政府は6月27日、高度な技術力が必要な情報システム調達について、価格点1に対して技術点3とする新たな総合評価落札方式の導入を決定した。また、その総合評価落札方式を含む情報システム調達のためのガイドライン/実務手引書を今年度中に策定する予定となっている。
JISA公共調達部会は、そうした政府の動向を踏まえつつ、平成25年度の活動について検討した。当面の活動として、政府が策定を予定している情報システム調達のためのガイドライン/実務手引書に対する内容の確認と業界意見の取りまとめを継続して行うことが了承された。
政府情報システムの情報収集・分析、刷新計画に対する業界意見の取りまとめについては、当分保留とすることになった。
(尾股)