令和8年6月1日に第1回ビジネス委員会(委員長:長坂正彦 (株)ワイ・シー・シー 代表取締役社長)がJISA会議室およびZoomにて開催された。冒頭、一般社団法人日本電気計測器工業会(JEMIMA)から「計測展 OSAKA」の開催案内が行われた後、長坂委員長から「激しい環境変化に応じ柔軟に委員会を運営していきたい。価値基準調査・デジタル社会推進の両部会が抱えるテーマはJISAの重要課題であり、委員各位には深く理解のうえ各立場で活動にコミットしてほしい。」と挨拶があり、以下のとおり議論が行われた。
1.一般社団法人日本電気計測器工業会(JEMIMA)からのご案内
JEMIMA事務局より、2026年10月に開催予定の「計測展 NEXT2026 OSAKA」(計測・制御・情報のフェスティバル)のコンセプトや官民・他団体との連携状況、等について説明があり、IT・AI企業の参画が呼びかけられた。
計測展NEXT 2026 | 計測・制御・情報のフェスティバル
2.委員会および両部会の企画の共有
令和8年度の本委員会及び本部会に設置する価値基準調査部会、デジタル社会推進部会の企画書案に基づき、本年度の目的、環境認識、活動内容、体制、スケジュールについて事務局より説明が行われ、了承された。また、AI時代の経営に対応するため、CAIO(チーフAIオフィサー)に関して議論するコミュニティの設置が提案され、委員間で意見交換が行われた。
3.AI共生宣言について の報告
JISAが策定・プレス発表したAI共生宣言およびその解説編について、タスクフォースに参画した小林委員より、策定にいたるプロセスやパーパスに込めた想いなどについて説明があった。
4.ディスカッション・意見交換
(1) AIネイティブ時代のITサービス:効率化から価値創造へのシフト
価値基準調査部会・水野部会長より、多重下請け構造から水平分業型エコシステムへの転換、人月モデルからの脱却、システム構想力の重要性などが提示された。今期は中堅・中小・地方企業にフォーカスし、価値を測るKPIの実践事例や地域発の共創事例の発信を進める方針が示され、議論が行われた。
(2) 自治体システム標準化の円滑な推進に向けて
デジタル社会推進部会・加藤部会長より、標準化・ガバクラ移行のスケジュールやコストの課題等が説明された。地域のITベンダーの価値を関係省庁に再認識してもらう必要性が強調され、意見交換に向けた調整状況が共有された。
(木幡)