第3回 価値創造型事業モデル検討部会

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政策提言委員会・価値創造型事業モデル検討部会(部会長:嶋田基史SCSK(株)技術戦略本部本部長付)の第3回会合が10月21日、JISA会議室及びオンライン会議の併用で開催された。参加者は 11名。

 会合では、価値創造型事業モデルへの転換の必要性と、SOE領域の重要性について議論し、従来のSIビジネスからの脱却や新たなビジネスバリエーションの模索、顧客価値の具体化、リスクテイクの在り方などを多角的に検討した。
転換に際しては、各社の強みを活かした独自ポートフォリオの構築や、積極的な投資、ユーザー企業主導から業界側が価値を示すプライスメーカーへの転換が必要であることが議論された。

 顧客価値の定義や具体化、定量的表現が重要であり、顧客の事業や業務を深く理解し、共に成長するスタンスが求められるとされた。トップラインの成長と顧客との関係性の深化を重視し、AIトランスフォーメーションの技術的基盤も議論された。

 引き続き、データ活用と新たな価値創出について議論するとともに、事例集の作成や具体的な活用方法の提示、新しいビジネスモデルのマネタイズや責任分担についても検討が行われる見込み。

(山本)

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