令和7年9月29日に第2回企画委員会(委員長:舩越真樹 (株)IDホールディングス 代表取締役社長)が、JISA会議室及びZoomによるテレカンファレンスにて開催された。参加者は30名。
冒頭、舩越委員長及び今回初めて参加する委員から挨拶があり、その後以下のとおり議論が行われた。
1.次世代システム運用コンソーシアムに関する情報共有
コンソーシアムの概要、WGなどの主な活動、JISAやMETIなど外部組織との協業等について荒木靖博氏((株) IDホールディングス 執行役員 事業戦略部 部長)より説明があった。今後は、人材委員会や理事会などでもコンソーシアムについて説明を行っていく旨、委員長よりコメントがあった。
2.情報サービス産業白書2026作成の進捗確認
「白書2026年版企画案」の最新版について相原慎哉白書編纂部会長(みずほリサーチ&テクノロジーズ(株) デジタルコンサルティング部 ディレクター)より説明があった。委員長からは、今後白書編纂部会は政策提言委員会傘下へと移管される旨説明があった。
3.白書あり方検討部会の活動共有
IPAと行った意見交換の概要やJISAとして白書をどうしていくべきか部会で検討した論点について、木本昌次白書あり方検討部会長(三菱総研DCS(株)常務取締役 産業・公共部門長)より報告があった。今後は部会で複数の案を作成し委員会や正副会長・委員長会議に諮る方向で検討を進めていく。
4.令和8年度税制改正要望の検討
税制改正要望書(案)について倉地高志財務税制部会長((株)野村総合研究所 経理部 主計課長)より説明があり、「研究開発税制の拡充・延長」については今後要望のバックデータを取っていく旨コメントがあった。
5.JISA会報の見直しに関する検討
来年度からは発行頻度を年2回にすることや、一部紙を残しつつ基本的にはデジタル化すること等を主な内容とする会報の見直し方針案について事務局より説明があった。また、髙𣘺淳副会長・専務理事からは編集に注力し時間をかけて読む価値のあるコンテンツを提供したい旨コメントがあった。
6.適正取引の推進
経済産業省からの6項目の要請について、8月にオンラインセミナーを実施したこと、9月に理事会で報告の上、最終報告を経済産業省に提出したこと等について、委員長より説明があった。
7.中小企業部会の設置に関する検討
事業計画や委員会企画書における本テーマの記載振りや論点について事務局より説明があり、その後意見交換が行われた。今後は今回出された意見を事務局が取りまとめるとともに、今回出し尽くせなかった意見をも含め、さらに委員会メンバーから意見を募った上で、中間報告を取りまとめていく。
8.本委員会所掌のイベント
各地区会の開催予定や10月10日開催の情報処理学会との共催による「生成AI×スタートアップオンラインセミナー」について共有した。
(企画委員会事務局)