令和7年9月11日に第1回技術委員会(委員長:冨安寛(株)NTTデータグループ 常務執行役、副委員長:冨安寛(株)NTTデータグループ 技術革新統括本部 企画部長)が、JISA会議室及びオンライン(Zoom)によるハイブリッド方式にて開催された。参加者は16名。当日の報告内容の要旨以下の通りである。
1.委員長挨拶
冨安委員長より「本日は、2025年度最初の会合ですが、議題が多くあり、企画書等について議論をする。」と挨拶があった。
2.2025年度技術委員会・企画書案の決定について
企画書を確認した。「事業計画」より、の所管テーマは以下の通り。
・先端デジタル技術の探求
・先端デジタル技術および既存IT技術のテクノロジーインテグレーション力の醸成
・各種技術コミュニティや技術横断的なコミュニティの醸成
・IPAとの連携によるソフトウェアエンジニアリングの革新
・サイバーセキュリティ技術への対応
・技術コンテストの企画・運営
また、技術イベント「SIS」の企画・運営に加え、委員会全体の運営方針の策定とその着実な推進にも責任を持ち、必要に応じて、体制面での柔軟な対応も見据えながら、活動を推進する。以上の活動を通じて、得られた知見や成果を社会および業界に発信し、先進技術の円滑な導入と現場での活用促進を推進する。
3.部会、コミュニティ活動等について
技術委員会のもとに「技術調査部会」「エンジニアリング部会」「サイバーセキュリティ部会」を設置する。また、今年度から「ITアーキテクトコミュニティ」「アジャイルコミュニティ」も技術委員会管理の下に置く。各部会長、幹事より、活動報告が行われた。
4.技術コンテスト第4回の実施について
技術コンテスト実行委員長谷川委員長より、技術コンテスト第4回の企画について説明があった。技術コンテストは会員企業の若手エンジニアを対象に、楽しく総合的な技術の研鑽ができる場を提供し、学びにつなげる目的で実施して、今年度は4回目を予定しており、新要素として「Aiエージェント」「連合チーム」を導入する。
5.SIS2025について
技術委員会主催のソフトウェアイノベーションシンポジウム(SIS)2025の企画について意見交換が行われた。SIS2025は、12/18(木)JJK会館で開催が決定しており、現在、経験報告の募集を行っている。
◆ソフトウェアイノベーションシンポジウム2025 経験報告 募集のお知らせ
(10/24まで)
~「未来を切り拓く人と技術の新たな挑戦」をテーマとして、社会にインパクト
を与える問題発見や顧客価値創出、生成AIなどの最先端技術を実践している、
または検討している事例を積極的に募集します。
https://www.jisa.or.jp/event/tabid/2856/Default.aspx
6.IPAソフトウェアモダナイゼーション委員会について
IPAソフトウェアモダナイゼーションの報告書について情報共有した。本件は、SIS2025でも関連プログラムを入れる予定。
7.IPA情報処理技術者試験の対応について
情報処理試験制度改革の新提案が報告された。
8.デジタル庁令和7年度GビズIDの民間サービスでの活用事例等について
デジタル庁の以下の公募について、技術委員会から応募したことを共有し、関連をして、今後、社会のデジタル化の進展および情報サービス産業の発展に資する施策提言を検討を進めるにおいて、JISA会員向けにアンケートを実施する方向で進めている。
・デジタル庁
令和7年度GビズIDの民間サービスでの活用事例等の募集及び実証的接続実験
の実施に関する公募を開始しました
https://www.digital.go.jp/news/03066d23-6b92-44b6-8847-4b6bdcb031ca
(溝尾)