第1回 政策提言委員会

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 令和5年9月5日、第1回政策提言委員会(委員長:籔田健二((株)三菱総合研究所代表取締役社長)をJJK会館にて開催した。出席者は14名。

 当委員会は、JISA2030の実現に向けて、JISA Initiativesを推進し、提言活動の強化を目的として設置された。

 今回は、本年度第1回の開催として、開会冒頭、籔田委員長から次の挨拶があった。

 「当社では、創業50年を節目にこれまで以上に社会に価値を提供できるように事業構造の転換を進めている。そのなかで、改めて情報サービス事業者の果たすべき役割を実感している。当委員会の活動においても皆様の会社の発展と共に、この社会への価値提供を担っていくことができればとの思いである。」

 会議出席者の自己紹介の後、次の2点を議題として開催した。

1.委員会企画案に関する検討
2.運営方針及び今後の進め方について

 委員会企画案の検討では、まず環境認識として、次の2点が示された。
・日本社会のデジタル化、DXが進む中で、情報サービス産業がDX推進の中心的役割を担うと明確に打ち出すことで、我々が本当に果たすべき役割を全うし社会に貢献できる環境を整える必要がある。
・JISAの各委員会の要望を政策提言として集約し外部に発信する役割が必要。

この認識をふまえた活動内容は次の2点である。

・トップデジタル人材育成、社会的リスキリング、次世代の働き方対策、先端デジタル技術にかかる社会実装力強化など人材力の強化を中心に各委員会の議論を取りまとめ政策提言にまとめあげる。
・取りまとめた政策提言を、各委員会と連携して、関係当局への発信や外部団体との連携を行う。

 委員会体制としては、上記の活動内容を推進するために委員会下部組織として次の2つの部会の設置が決定した。

(1)内部連携部会
(2)外部リレーション部会

 委員からは、委員会事務局より課題として提起された、生成AIの業界への影響についての検討への賛同や、2年間のスケジュールの進め方について意見があった。

(田中)

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