第3回 環境データセンタ部会

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令和4年3月8日、環境データセンタ部会 (部会長:藤井 裕久、(株)野村総合研究所)が委員17名の出席により開催された。当日は、JISA低炭素化社会実行計画について政府への報告状況や活動参加企業へのフィードバック資料の確認、また、省エネ法ベンチマーク制度におけるデータセンタ業への適用について政府の検討状況について確認した。

JISA低炭素化社会実行計画は、業界自らが自主的に省エネに取り組んでもらう活動である。本年度の取り組み状況を、経済産業省 地球環境小委員会 流通・サービスWG(令和4年1月20日開催)で報告した。当日の動画や資料は以下に公開されており、また、本活動に参加いただいている企業へ業界全体と個社の省エネ状況の対比ができるフィードバックを実施することとなった。

当日の資料
https://www.meti.go.jp/shingikai/sankoshin/sangyo_gijutsu/chikyu_kankyo/ryutsu_wg/2021_001.html

省エネ法ベンチマーク制度は、総合資源エネルギー調査会 工場等判断基準ワーキンググループで検討が進められ、令和4年2月に中間とりまとめ案が出されている。ベンチマーク指標は、PUE(Power Usage Effectiveness)において1.4以下が目標水準となる見込み。今後のスケジュールは、令和4年4月1日の改正告示施行によりベンチマーク指標が適用されることになり、事業者へは、令和5年度よりPUE値の定期報告が求められることになる。

中間とりまとめ案
https://www.meti.go.jp/shingikai/enecho/shoene_shinene/sho_energy/kojo_handan/index.html

(大原)

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