第4回 ビジネス委員会

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令和4年1月27日に第4回ビジネス委員会(委員長:舩越真樹 (株)IDホールディングス 代表取締役社長)が、Zoomによるテレカンファレンスにて開催された。参加者は24名。

冒頭、舩越委員長から「本日は新型コロナウイルス(オミクロン株)の影響で運営陣もオンライン参加のほぼ完全オンライン開催である。今回も非常に高い参加率で嬉しく思っている。これまでの議論をまとめ、仮説の枠組みを作ったのでご意見を賜りたい。」と挨拶があった。

次に、「情報サービス業界のビジネスモデル進化に向けたロードマップ」と題する資料をもとに、これまでの議論を振り返った上で、従来型SI企業から企業変革(Corporate Transformation:CX)していくロードマップの仮説や今後の進め方を共有した。

上記資料では、JISAの白書で示している「DXビジネスポートフォリオ」をもとに、「従来型SI」から「DX推進支援」「自社DX」「共創DX」へのCXの過程をロードマップの仮説として示している。また資料は、目指すCXに必要な具体的事項(WHAT)や行動(ACTION)、そしてその確認・評価事項(KPI)について整理しようと試みたものである。具体的な内容は、各委員が課題として持ち帰り、次回委員会では、意見集約の結果を反映した資料について検討する。

当日は、上記資料が前提としている各ポートフォリオの定義やイメージを共有するために、JISA会員企業が提供し、長期に亘りユーザに一定の活用実績のあるメジャーソリューション(プラットフォーム)を例に挙げ、ビジネスポートフォリオ上の位置づけやサービス展開の軌跡・捉え方を確認した。そもそも従来型SIとして生きる道はあるかといった課題意識も含め、様々な視点から、委員の実体験を交え活発な意見交換を行った。

最後に、令和4年度活動も見据えた今後のスケジュール(案)を共有した。本年3月に予定している次回委員会では、引き続き、仮説の検討を行い、次年度に委員会内で事例共有と仮説検証を行う予定である。また、令和4年5月には会員に向けた活動紹介の企画(ハイブリッドセミナー)も予定している。

(ビジネス委員会事務局)

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