第2回 財務税制部会

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令和3年12月1日、第2回財務税制部会(部会長:山崎徹也 日鉄ソリューションズ(株) 財務部単体決算グループ グループリーダー)をオンラインで開催した。出席者は17名。

今回は当部会の令和3年度企画に基づき、次の3テーマを議題として開催した。

1. 税務調査に関する意見交換
 2. 電子帳簿保存法の実務対応に関する意見交換
 3. 令和5年度税制改正要望に向けた政策税制の活用実態に関する意見交換

 1は、会員企業と国税当局との間で生じている税法解釈に関する見解の相違について情報の共有を図り、各社に共通する指摘事項があれば税制改正要望に向けた見直しの検討を行うことを狙いとして実施した。

 2は、適用開始まで1ヶ月に迫った電子帳簿保存法の実務適用上の課題を洗い出し、その対応方法を共有するために実施した。

 3は、令和5年度税制改正要望に向けた政策税制のタマづくりを目指し、現行の政策税制(例えば、5G投資促進税制、DX投資促進税制等)の活用状況を把握するために実施した。情報サービス企業は、ITサービスの提供を業としていることから、政策税制については、自社内における活用だけでなく、顧客への営業提案、支援材料としての活用もあり得る。

検討結果、政策税制の活用状況に関するアンケート案を作成することになった。

次回は、四半期決算の繁忙時期を避けて、来年2月中旬~3月上旬頃に開催予定。

(田中)

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