第2回 ビジネス委員会

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令和3年9月30日に第2回ビジネス委員会(委員長:舩越真樹 (株)IDホールディングス 代表取締役社長)が、Zoomによるテレカンファレンスにて開催された。参加者は26名。

冒頭、舩越委員長より「本日は、今年度の進め方についてお諮りしたい。また、経済産業省からDXレポート2.1の概要をご説明いただき、足並みを揃えて活動を進めていきたい。」と挨拶があった。

 次に、「今年度の運営方針について」と題する資料をもとに、前回委員会議論の振り返りと今後の運営方針案を共有した。

従来型のやり方では情報サービス業界は苦しくなることが予想されるため、企業変革(Corporate Transformation:CX)の必要がある。今後の活動として、CXの要諦を共有し、DXレポート2.1で指摘された「デジタル産業を目指す企業の3つのジレンマ」(「危機感のジレンマ」「人材育成のジレンマ」「ビジネスのジレンマ」)の克服を本委員会でサポートし、変革の加速に向けた施策につなげていくことの意義について提起があった。

その後、DXレポート2.1について、沖藤圭祐氏(経済産業省商務情報政策局情報産業課ソフトウェア・情報サービス戦略室 課長補佐)から概要説明があった。質疑への応答では、3つのジレンマを乗り越えるためには、企業経営者のビジョンとコミットメントが必要不可欠と強調した。

最後に、本委員会の進め方に関する意見交換と確認を行った。10月28日に、本委員会アドバイザの菊澤研宗氏(慶應義塾大学商学部教授)を講師とし、ダイナミック・ケイパビリティの理論に基づいたCXに関するフレームワークイメージ(組織・人財・ビジネスモデル等)を共有する予定である。

<参考>
〇経済産業省

(ビジネス委員会事務局)

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