令和3年8月26日に第1回ビジネス委員会(委員長:舩越真樹 (株)IDホールディングス 代表取締役社長)が、Zoomによるテレカンファレンスにて開催された。参加者は26名。
冒頭、舩越委員長より「本委員会は取り組むテーマが非常に広く重要なものばかりである。皆さんの意見を基に、活発な議論を重ねていきたい。」と挨拶があった。続いて、参加メンバーから自己紹介が行われた。
次に、委員長及び事務局から、ビジネス委員会、財務税制部会、法務・契約部会、取引部会の令和3年度活動案について説明があった。
以下、企画書案から所管テーマを抜粋。
【ビジネス委員会】
業界内外の事業のデジタル化・DXを支援・推進するとともに、これからの企業の在り方を提言し、企業経営の刷新を図る。
① 企業経営の在り方の刷新
② デジタル化・DX推進の支援
③ 業界内のビジネス連携に向けた交流の推進
④ 業界内における社会貢献・ESG・SDGsの推進
⑤ ダイバーシティ&インクルージョンのあり方の検討
⑥ ビジネス環境の高度化に向けた制度対応等
【財務税制部会】
財務及び税制に関する実務上の課題への対応、我が国におけるIT投資を促進するための施策等に関する検討
【法務・契約部会】
取引・契約、知財等に係る法制度改正及びモデル契約等関連施策への対応(個人情報保護法制への所要の対応を含む)
【取引部会】
取引適正化・下請企業の持続的成長に資する業界自主行動計画の推進、下請法関連施策への対応
当日は、委員会(本体)の進め方や検討の視点について、「JISA会員等情報サービス業界のDXに焦点を置いて検討を進めるか、お客様のDXに焦点を置いて検討を進めるか」という問題提起を皮切りに意見交換が行われた。
「各社のDXを考える上でどちらに舵を切るか、すなわち、個社の変革の方向性は、外部環境・市場の変化を踏まえて決めるため、お客様等外部環境サイドから検討を進めると良いのではないか。」「お客様のDXに軸足を置いた検討は、我々業界企業の変革のドライバーになる。」との意見や「両者一体な面もあり、両方とも考えて検討を進めた方が良い。」との意見、「まず、我々情報サービス業界各社が強くなることが必要であり、業界各社のDXが進まないとお客様への提案なども難しい」など、活発な意見があった。
委員長からは、今後の進め方について、「この一年間、まずは、情報サービス業界の企業変革に軸足を置いて議論してはどうか」との発言があり、その方向で次回委員会の準備を進めることとなった。
(ビジネス委員会事務局)