第1回 政府情報システムタスクフォース

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令和2年12月14日、第1回政府情報システムTF(座長:東谷 展誉(株)NTTデータ 公共・社会基盤事業推進部社会デザイン推進部営業推進担当パブリック・マーケティング・スペシャリスト)がWeb会議にて開催された。参加者は7名。本タスクフォースは、「国民の利便性向上」や「行政運営の効率化」を目指した政府情報システム整備に係る諸課題への取組を目的としている。

はじめに、2020年度から政府において試行運用されている新たな調達方法(技術的対話)についての中間報告資料の内容について、共有が行われた。

技術的対話による調達方法は、昨今の政府情報システムにおいては、予算要求の段階から仕様を詳細に確定させることが困難な場合もあるため、行政と事業者が一丸となって価値を生み出すために運用開始されたものである。

本年度実施された技術的対話による案件は3つあり、対話プロセスの公表内容等について共有がされた。具体的な試行運用の案件については、以下の通りとなる。

【技術的対話による試行運用案件について】

  • 「有価証券報告書等の開示書類に関する電子開示システム(EDINET)の次期システムの構築業務」(金融庁)
  • 「企業保有情報の新しい提出方法に係るインターフェイスシステムの構築・評価・保守、ユースケースの調査及び導入支援」(総務省)
  • 政府共通プラットフォームでのクラウド移行検討促進のための技術的支援業務の請負」(内閣府)

次に、今後のタスクフォース活動について、各委員からの意見を交え検討が行われた。主な論点については、デジタル庁の動向について何か課題などがあるか、業界へのインパクトはあるのか(ネガティブな懸念、ポシティブな可能性)等について、意見交換が行われた。

今回出た意見をもとに活動内容を再考し、引き続き課題検討を行う。

(小泉)

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