第2回 ダイバーシティ2020部会

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令和2年11月19日、第2回ダイバーシティ2020部会(部会長:舟橋千鶴子 ユース・情報システム開発(株)社長)がWeb会議で開催された。出席者は9名。

はじめに、部会長より「8月に実施したアンケート結果をもとに、新しいダイバーシティのあり方について議論したい」との挨拶があった。

 続いて、アンケート調査「ダイバーシティのこれから~多様な人材の活躍に向けて~」の集計結果について意見交換が行われた。

 今回のアンケートは、2012年の「JISAダイバーシティ戦略」で設定した女性活躍に関する数値的な目標(女性管理職比・高度エンジニア比で30%)には届かない結果となった。しかし、女性の定着率も上昇し、全ての回答企業が女性の活躍を感じているなど、質的な前進が実感できた。一方、量的な拡大が確認できなかったため、管理職比率を指標としたことの是非、中長期的な人材育成に関する課題等について議論された。特に、若年層を中心に仕事に対する価値観の変化(管理職になりたくない等)、何をもって活躍とするかについては、部会としての考えを整理することとなった。また、女性活躍だけではなく、高齢者、障がい者、外国人等に向けた制度が充実し、多様性の進展、従業員エンゲージメント強化の取組等についても確認できた。

 今後は、アンケート結果を基にヒアリング調査を行い、これからのダイバーシティの検討をさらに深耕していく。

(増田)

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