第2回　法務・知財タスクフォース

令和2年9月1日、令和2年度第2回法務・知財タスクフォース (主査：大谷和子　(株)日本総合研究所　執行役員　法務部長)がオンラインにて開催された。会議の参加者は16名。議事の概要は以下のとおりである。

1. JISA 画像意匠FAQ集【第二版】(案)の検討
   令和元年5月の意匠法改正を踏まえて作成した「JISA 画像意匠FAQ集【第二版】」の案について検討した。成果は、特許庁意匠課とも調整の上、仕上げる予定である。
2. クラウドサービスモデル利用規約等の検討
   クラウドサービスの拡がりや民法の改正による定型約款の規律の新設等環境変化を踏まえ、報告書「ASPサービスモデル利用規約と解説」(平成17年3月)で採用した事例を基礎として必要な論点や条文の検討を行った。
   パブリッククラウド上にアプリケーションサービスを構築するモデルを想定し、条文等の検討を進める予定である。
3. METIモデル契約書等の見直しについて
   IPAで行われているMETIモデル契約等の見直しに係る議論の動向と対応について情報共有を図った。
   【参考情報】

   • IPA「モデル取引・契約書見直し検討部会」「民法改正対応モデル契約モデル契約見直し検討WG」「DX対応モデル契約見直し検討WG」

（茂木）