第1回 環境タスクフォース

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令和2年7月27日、環境タスクフォース(タスクフォースリーダ:藤井 裕久、(株)野村総合研究所)が委員18名の出席により開催された。当日は、JISA低炭素化社会実行計画について本年度のフォローアップ調査内容の確認、また、COVID-19感染の委員企業における課題や取り組みについて共有した。

JISA低炭素化社会実行計画は、エネルギーの消費原単位を基準年(2006年)の水準から、目標年度(2020年度)において2%削減(データセンタ部門は5.5%削減)することを目標としている。本年度も2019年度の電力量使用状況調査をおこない各社の省エネ状況を確認する。収集したデータは、産業構造審議会地球環境小委員会へ報告する予定である。

COVID-19感染では、感染者を出さない対策において検温や消毒の徹底や、マスク着用といった可能な限りの取り組みを実施している。一方で、感染者が出てしまった場合においては施設の消毒が必要となるが、顧客の資産を預かっているデータセンタにおいて、顧客の専有機器類まで消毒してよいのか判断に悩むなどといった意見が出された。今のところ、COVID-19の影響でデータセンタのサービスが停止したといった事例はないが、引き続き注意して事業運営に取り組むべきとなった。

(大原)

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