令和2年7月7日、令和2年度第1回法務・知財タスクフォース (主査:大谷和子 (株)日本総合研究所 執行役員 法務部長)がオンラインにて開催された。会議は18名の参加を得て行われた。議事の概要は以下のとおりである。
- 法務・知財タスクフォースの企画について
法務・知財タスクフォースの企画書をもとに主な活動予定を共有した。本タスクフォースは、取引・知財等に係る法制度改正への対応、モデル契約への対応に取り組むことをミッションとしている。主な活動内容は以下のとおりである。
- METIモデル契約等の見直しに係る議論への対応
- クラウドサービスモデル利用規約と解説を含む報告書の完成
- JISA画像意匠FAQ集【第二版】の完成
- JISA 画像意匠FAQ集の見直しについて
本年4月施行の意匠法を踏まえ、本タスクフォースに検討チームを設け、「JISA 画像意匠FAQ集」の改訂案を作成する予定である。当日は改訂スケジュール等を共有した。
- METIモデル契約書等の見直しについて
IPAで行われているMETIモデル契約等の見直しに係る議論の動向と対応について情報共有を図った。
【参考情報】
- クラウドサービスモデル利用規約の検討
JISAでは、会員企業等の取引の多様化に対応すべく、1対NのASPサービスを想定した報告書「ASPサービスモデル利用規約と解説」を平成17年3月に発行している。本年度は、民法の改正による定型約款の規律の新設やクラウドサービスの拡がり等を踏まえつつ、新たなモデルを作成する。
(茂木)