第1回 財務税制タスクフォース

印刷ページを見る

令和2年6月22日、第1回財務税制TF(座長:中村享嗣 TIS(株)財務経理部長)が、コロナ感染症対策のために2度の延期を経て、JISA会議室において11名の出席(うち1名はオンライン)により開催された。

当TFは、例年実施している税制要望の内容に関する検討を中心に、財務経理分野の各種制度及び実務上の課題に対処するために設置されている。

今回は、前回(11月29日)の財務経理部門の働き方改革に関する意見交換の続きでメンバー2社のRPAに関する取組の紹介、本年度座長の互選による選任を議題として開催した。

RPAの取組に関して、前回の報告を含めていえるのは、委員各社ともRPAの導入に着手しているものの、その利用は、ファイルのバッチ処理、部門管理のデータベースから基幹システムへのデータ入力、社内各部門からファイル提出の管理などであり、省力化には寄与しているものの、その範囲は限定的である。また、RPA適用上の課題としては、財務経理スタッフのRPAプログラミングの習得、業務に適用するロボットの保守メンテの属人化の回避が挙げられる。

本年度座長には、互選の結果、前座長の(株)電通国際情報サービスが再度就くことになった。本年度の活動テーマについては、事務局の課題認識をベースに意見交換を行い、国税対応視点での財務経理部門のICT化に関心が集まったが、改めて企画をとりまとめて再度検討することとなった。

(田中)

  •  

このページの先頭へ▲