第2回 収益構造転換部会

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 平成30年9月7日、第1回 収益構造転換部会 (部会長:須川 壮己 (株)インテージ・アソシエイツ 代表取締役社長)がJISA会議室において参加者6名で開催された。

 今回は、システム開発ビジネスの実態把握を目的とした調査(5月中旬から6月中旬で実施)について回答属性別に分析し、結果について討議した。

【回答属性別 集計結果】

  • 3年後の現状ビジネスのボリュームについて、大手、中小企業で認識の差はあるが、まだまだ、現状ビジネスが減らないとの見解を持っている企業が多い。
  • 優先して強化すべき人材スキルでは、システム構築最新技術やAIのニーズが高く、マーケティングやビジネスモデルプランニングなど顧客ニーズの習得のための技術が比較的軽く考えている傾向が出ている。
  • 事業環境について、IT技術者の不足を多くの企業が課題認識している。IT技術者が足りないということは業界の景気がそもそも良いからか。
  • 今回のアンケート結果から、収益構造を転換するための方向性は見いだすのは難しい印象。JISA会員企業において危機感はあるが、何をすべきかよく分からないということが実状ではないか。

 今後、調査項目を補完する企業ヒアリングを実施し調査結果レポートとして取りまとめることとなった。

(大原)

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