第1回 収益構造転換部会

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 平成30年7月25日、第1回 収益構造転換部会 (部会長:須川 壮己 (株)インテージ・アソシエイツ 代表取締役社長)がJISA会議室において参加者9名で開催された。本部会は、昨年度から継続して活動しており、収益性に焦点をあて会員企業にとって重要である変化に合わせた収益構造転換への具体策を検討し、会員が広く適用できる実行ノウハウ提言までを行うことを目的として設置している。

 今回は、システム開発ビジネスの実態把握を目的とした調査(5月中旬から6月中旬で実施)の調査結果について確認し、今後の取りまとめ方針を検討した。

【調査集計結果 概要】

  • 主要な事業の環境変化について、「IT技術者が不足している」の認識が高く、「ベンチャ企業の参入」や「新興国の参入」を実感しているという認識は低かった。
  • 事業戦略として今後取り組むべきこととしては、「先端技術の事業化」の意識が最も高く、次に「データ活用ビジネス」「アジャイル開発型の受託開発」となった。
  • 現在、メインで取り組んでいる事業の売上割合について、5年後は2割以上減ると回答した企業が全体の20%程度となった。

 今後、企業属性ごとに分析をおこない、調査結果レポートとして取りまとめることとなった。

(大原)

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