平成30年7月19日、先進技術実践委員会 情報技術マップ部会(部会長：山口陽平、みずほ情報総研(株))の第1回会合が、JISA会議室において開催された。出席者は11名（事務局含む）。
今回の部会では、29年度活動の振り返りと30年度活動への改善ポイント抽出を兼ねて、主に、(1)報告書の掲載形式、(2)30年度調査対象とすべき/調査対象から除外候補の要素技術 の2点について意見交換を行った。
(1)については、ライフサイクルマップ分析のテンプレート等、報告書の読みやすさ・わかりやすさの向上はもちろんのこと、報告書執筆時の生産性向上や編集のしやすさなどにも目を向けて議論した。
(2)については、各カテゴリ担当者が自分のカテゴリ（＋他担当のカテゴリ）の要素技術を見直し、追加削除案を持ち寄って議論した。これらについては、本年度の方針確定に向けて今後の部会でさらに議論を深めることとなった。
情報技術マップ調査では、会員技術者へのアンケート調査を通じて、技術を利用した実績や今後の着手意向を調査分析している。例年同様、本年度も情報技術マップ調査を秋頃に実施する予定で、実績、着手意向指数の分析、ライフサイクルマップ分析、特定の技術に実績がある技術者は別のどの技術に関心があるかを分析する相関分析を実施する。
(上遠野)