第5回 生産性・収益力向上委員会

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 平成30年2月21日、第5回生産性・収益力向上委員会(委員長:島田 俊夫 (株)CAC Holdings 取締役会長)がJISA会議室において参加者19名で開催された。

 今回は、アステラス製薬株式会社 須田 真也 様より「これまでのSOR、これからのSOR~SIerにこれから期待すること~」をテーマに講演があり、その後、講演を基点に討議した。ディスカッションのポイントは以下の通り。

【新たな時代に構築すべきシステムについて】
  • 今までは、オペレーションの効率化、品質向上がシステムの価値だった。今後は、蓄積したデータをトップのマネジメントの為に役立てるシステムが必要となる。
【SIerや情報システム部門の新たな役割について】
  • 情報システム部門は、企業内の事業を横串で見ているので、企業内の事業の最適化が出来る部門となっている。SIerは、各業界を横串で見ているので、事業最適の観点から顧客システムの提案が出来るのではないか。
【システムの投資効果について】
  • システムの投資効果について、「トップの意思決定にどの様に関与出来るのか」という点で評価出来る様にすべき。
【SIerへの期待】
  • 現場のオペレーションをシステム化するのではなく、顧客の価値向上をイメージしながら必要となることをシステム化して欲しい。

 今後、29年度の活動成果をふまえ、JISA会員向けの収益改善5箇条の検討を進める。

(大原)

 
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