平成30年1月29日、第4回生産性・収益力向上委員会(委員長:島田 俊夫 (株)CAC Holdings 取締役会長)がJISA会議室において参加者15名で開催された。
今回は、(株)インプレス 田口 潤 様より「世界、日本で加速するデジタル変革~情報サービス産業、IT企業はどう対応するか?~」をテーマに講演があり、その後、SoE型のデジタルを活用した新たなビジネスについて討議した。ポイントは以下の通り。
【デジタル革命とは】
- いままで出来なかったことをデジタル技術で実現する動き。デジタル技術を駆使する新規事業者が既存産業や事業者の破壊を伴うことから「革命」としている。
【デジタル革命の背景、原動力】
- デジタル革命の原動力は、「資金:VC、クラウドファンディング」「人材:MOOC」「ソフトウェア技術:AI /ビッグデータ」が高度に関係し進化している。
【企業に求められていること】
- SoRをより進化し、SoEの創出に挑むべきではないか。どちらか一方でなく、両方に取り組むことが重要。
【情報サービス企業のあり方は】
- いつ受託開発が終焉(破壊)するのか。顧客、IT人材、デジタル技術の観点で検討すべき。
- 受託開発ビジネスが勃興して25年になる。そろそろ変革の時期ではないか。
- 変化に適応するための王道はない。トライ&エラーが必須。
次回は、須田 真也(アステラス製薬株式会社)様をお招きして討議する。
(大原)