平成29年11月15日、平成29年度第2回ビジネス変革委員会ビジネス環境部会(部会長:室脇慶彦 (株)野村総合研究所 理事)がJISA会議室において7名の参加を得て行われた。当日は、11月20日に行われるビジネス変革委員会での報告内容を中心に検討を行った。議事の概要は以下のとおりである。
- 取引適正化に資する取組事例の選考について
会員向けに募集した「取引適正化に資する取組事例」の応募状況と内容を確認した。検討の結果、5件の事例を選考し、その結果は直近のビジネス変革委員会に諮ることとした。
- フォローアップ調査を踏まえた「情報サービス・ソフトウェア産業における適正取引の推進のための自主行動計画」の見直しについて
中小企業庁の指針を踏まえて10月に実施した上記自主行動計画のフォローアップ調査の結果について事務局が報告し、課題の有無等を確認した。
- 米国視察の実施報告及びセミナーの企画について
本部会で実施した米国視察の概要を室脇部会長が報告した。当日は、「クラウド」「マイクロサービス」「Fintech」「AI・マシンラーニング」の動向や参加者の感想、今後の課題について紹介され、2月7日に予定している報告会(セミナー)の企画についても検討した。
- ビジネス変革に向けた取組プランについて
初回委員会の議論やビジネス環境部会の検討を踏まえて用意したビジネス変革に向けた取組プラン案を共有し、JISAとしての取組課題について検討した。
- 平成29年度下請取引適正化WG(検討委員会)企画(案)
ビジネス環境部会の傘下に下請取引適正化WG(検討委員会)を設け、経済産業省から受託した「平成29年度取引条件改善事業(情報サービス・ソフトウェア産業における下請取引等適正化事業)」を実施する旨の企画書(案)を確認した。
(茂木)