平成29年11月13日、第2回 収益構造転換部会 (部会長:須川 壮己 (株)インテージテクノスフィア 代表取締役社長)がJISA会議室において参加者10名で開催された。本部会は、収益性に焦点をあて、会員企業にとって重要である変化に合わせた収益構造転換への具体策を検討し、会員が広く適用できる実行ノウハウ提言までを行うことを目的として設置している。
今回も、業界統計をもとに、業界の市場規模や今後の予測について討議した。また、各社の受託開発ビジネスの現状について、収益性、生産性、市場規模、顧客動向、将来予想の観点において状況を共有した。
【主な意見】
- 従来型の受託開発案件の収益率は減少傾向。
- システム開発の内製化が進んでいる。また、グローバル対応も求められる。
- ビジネス領域を特化することで、収益改善を目指している。
- 先進技術(データ分析など)を活用する分野の売上が伸びている。
- オフショア開発が進むことで開発原価が下がっている。
- 新たなビジネスに対応する人材確保が課題。
今後、受託開発ビジネスの実態調査を会員各社向けに実施する予定。
(大原)