第5回 技術強化委員会 情報技術マップWG

 平成29年2月9日、第5回 技術強化委員会 情報技術マップWG(座長:山口 陽平、みずほ情報総研(株))が、JISA会議室において開催された。11月14日~1月20日にかけて本年度の情報技術マップ調査を行ったが、今回はその基礎分析結果の確認を行い、本年度の動向について委員同士で討論した。本年度のSI実績指数及び着手意向指数の上位10位の要素技術を下記に掲載する。

 SI実績については、例年とほぼ同様の技術が上位にランクインしており、大きな変動はない。着手意向については、昨今のデジタルビジネス時代の流れを受けて、「デザイン思考」が第1位となった。またセキュリティ関連では、近年注目を集める「サンドボックス」、「SIEM」がそれぞれ第6位、第9位にランクインしている。

 本年度の調査は、41社1370名(前年度比:4社増・42名増)に回答いただいた。前年度と比較して、「独立系企業の回答が増えた」、「大企業の回答が増えた」、「管理職やプロジェクトマネジメント職の回答が増えた」といった回答者属性の特徴が表れた。上記の点を考慮に入れて、今後、担当者ごとに調査結果の詳細分析と考察執筆を行う。

 本年度の報告書は、5月頃を目処に取り纏め、発刊する予定である。

(上遠野)

  •  

このページの先頭へ▲