第3回 働き方改革推進委員会

 平成28年11月14日、第3回働き方改革推進委員会(委員長:福永哲弥 SCSK(株)取締役専/専務執行役員)が、JISA会議室にて15名の出席により開催された。

 本委員会は、ワーク・ライフ・バランスと生産性の向上に向けた、働き方改革の推進に資する取組を行うことを目的に設置され、「協会内外で行われてきた働き方改革施策の整理(長時間労働の抑制及び年次有給休暇の取得促進に向けた取組、柔軟なワークスタイルの追求、健康経営施策の検討等)」「働き方改革の推進に向けた関係方面(情報サービス産業、顧客、行政等)への働きかけ」「厚生労働省委託事業「平成28年度業界団体等と連携したIT業界の長時間労働対策事業」の実施」「働き方改革の推進に係る意見交換」を中心に取り組む予定である。

 今回は最初に福永委員長より挨拶があり、その後、働き方改革の議論に資することを目的に、同志社大学技術・企業・国際競争力研究センター(ITEC)の中田喜文教授より「日本のソフトウェア技術者の生産性及び処遇の現状とその評価:アジア、欧米諸国との国際比較から」と題するプレゼンテーションがあった。
 最後に、10月24日に開催された「世耕経済産業大臣と電子・情報・通信関連産業との懇談会」において福永委員長が働き方改革への取り組みを説明したことを始め、働き方改革に関する政府の取り組み状況や、JISAが厚生労働省より受託している「平成28年度業界団体等と連携したIT業界の長時間労働対策事業」の状況等について、事務局より説明があった。

 今後は、当委員会としての働き方改革の考え方を1月に中間的に取りまとめ、政府の「働き方改革実現会議」が今年度中に策定予定の実行計画へ反映されるよう取り組んで行く予定。

(田畑)

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