平成28年5月12日、平成28年度の第1回ダイバーシティ委員会（委員長：梶本繁昌島 (株)アイネット 社長、副委員長：井上清美 (株)ブリリアント 社長）がJISA会議室で開催された。参加者は17名。
本委員会は、昨年度に引き続き、多様な人材が活躍できる創造的で魅力のある産業を目指し、女性活躍推進、障がい者雇用促進、シニア人材活躍推進の3つのチームが活動していくことになる。第1回委員会では、前年度及び今年度の活動について確認し、各グループ毎に具体的な検討を行った。
女性活躍推進チームは、これから女性の活躍推進に取り組む企業が何から始めればよいかを示したチャートを開発してきた。原案では、現状把握→方針/計画策定→実行→チェックの各段階ごとに経営者・人事（実務者）・社員のとるべきアクションや施策を示している。
障がい者雇用促進チームは、昨年度実施した実態把握等を踏まえ、先進事例の紹介や業界における課題等の検討を行う。
シニア人材活躍推進チームは、昨年度実施したアンケート調査の結果を分析し、先進的な会社へのヒアリングを行い、活躍しているシニア人材に関する情報発信を行う。
3つのテーマにおいては、業界としての特徴を踏まえ、経営者が“ピン”とくるような視点により情報を発信していくことになった。また、それぞれの共通点として「どんな人が、何の仕事を担当しているか」を具体的に押さえながら、その仕事をいかに創っていくか、仕事の成果をどう評価していくかが鍵になることが認識された。
(手計)